今回の選挙を一言で言えば「既得権を持つ人たちの勝利」
それに尽きると思います。多くの人たちの思い、つまり
改革は望むものの大きくは変わりたくない、そんな気持ちが
現れた結果なのでしょう。
モリ・カケ・サクラ、会話にならない答弁や会見を見せ
られても、選挙買収や収賄しても当事者の説明を待つと
言いながら説明責任を果たさないままでも、悪夢と揶揄
される旧民主党的政権よりはマシと言うことなのでしょう。
多分ですが、自民党が大きく変わることがないにしても、
これまで以上に酷い政権運営をするとは思えず、有権者は
それなりに賢い選択をしたのだと思います。
中途半端な存在として野党を残し、批判や改革の一助と
なるべく保険をかけておくと言う絶妙な采配だったと言え
るのでしょう。
改革なしにこのまま日本社会が持ちこたえられるとは
思えませんので、その方向を示してくれたと言うのが今回の
民意であり、それに従い改革を後押しするしかありません。
