国民一人当たり８００万円を超えた国の借金、支え手が減る
一方の年金・介護制度、広がり続ける格差社会、３０年後でも
不確かな原発の事故処理等々。これらあ全ての負の遺産は若い
人たちとこれから生まれてくる子供たちにツケ回されることに
なるわけです。既得権を持つ人とそれになびいた人たちが勝利
し、政権与党が安定多数を獲得したのが今回の選挙。
ばらまき合戦を軸とした争点はあいまいで、保守・リベラル
と言った従来の対抗軸はもはや意味を失ったように思います。
地元に密着し腐敗の絶えない自民党とは言え、自由と民主主義が
文字通り党是なわけで、他国のような極端な政党間の違いは
ないのでしょう。信じる・信じないは別にして、手法としては
「身を切る改革」を唱え躍進した維新が正しかった、そんな気が
します。途中で投げ出す人がいて、イマイチ信じがたいですが。
